ニキビ肌を綺麗にする実験

ニキビなき世界 Acne Span 老いなき世界を読んで part1

老いなき世界という本を読んでいると、ニキビなき世界を実現させるために必要な知識が詰まっていたので、本の内容と肌との知識をリンクさせて紹介できたらいいなと思い、書きました。

老いなき世界の目次

第1章

・生命の誕生

・生殖か、修復か 

・老化の原因に注目すべき理由

・なぜ生物には寿命があるのか

・老化を説明する統合理論の確立に向けた努力

・遺伝子変異が老化の原因ではない証拠

・ 老化の唯一の原因は存在しないと言う玉虫色の見解

・私の考える「老化の情報理論」老化とはエピゲノム情報の喪失である

・劣化したアナログ情報は回復できる

・ 明らかになっている「長寿遺伝子」の存在とその役割

・生殖とDNA修復を調節しているサーチューイン

・サーチューイン以外の長寿関連遺伝子 TOR AMPK

・適度なストレスが長寿遺伝子を働かせる

第2章

・なぜ「老化遺伝子 」は存在しないのか

・酵母研究から始まった「老化の情報理論」への道のり

・酵母が老化する謎を解けなければ、人間の老化の秘密は暴けない

・遺伝子操作によって酵母を 老化させる実験の成功

・エピゲノムの変化が老化の原因だ

・遺伝子のスイッチを調整するエピゲノムのメカニズム

・ピアノ(ゲノム)を弾くピアニスト(エピゲノムの)ミスタッチ

・酵母を使った「老化の情報理論」の検証

・ドリームチームによる数々の発見

・サバイバル回路におけるサーチュインの役割

・サーチューインが酷使されると何が起きるのか

・サバイバル回路に負荷をかけることでマウスを老化させる実験

・何が老化時計を早めているのか

・老化を寄せ付けない、あるいは信じがたいほど長寿な生き物たち

・あらゆる生物がほぼ同じ長寿遺伝子を持つのに、老化のペースが異なるのはなぜか

・細胞の役割を決める「エピジェネティック地形」

・アナログ情報であるエピゲノムは不安定

・エピゲノムを安定させれば若返りも不可能ではない〜〜走るのをやめない高齢のマウス

ここまでで134ページとなる。

 

かなり分厚い本なので中身を全部紹介は難しいし、最後まで読むのも難しそうです。

目次で頻発的に出てくる言葉がこの本の鍵となり、肌にとっても鍵となりそうです。

それは「サーチュイン」

このサーチュインとは一体なんなのか?

そういう疑問を持ちながらここから先読んでいってください。

サーチュインとは

DNAが傷ついた時に、駆けつけてくれるレスキュー隊と思ってください。

とても大事な役割をになっています。

前回の記事で、青年期のニキビは老化のサインと言いました。

このサーチュインを無くしたマウスだけが他のマウスよりも早く老化している現象からも、DNAが傷ついた時に修復してくれるサーチュインが老化に関与していることは明らかとなっています。

肌に置き換えて、どのようなタイミングでDNAを傷つけてしまうことがあるでしょうか?

真っ先に思いつくのが紫外線

紫外線を15分浴びた肌はその後1時間ダメージを受け続けたという実験結果もあります。

日焼け止めは肌の老化予防になりますという研究も出ているので、日焼け止めはDNAを守るためにも、肌のためにも必要ということですね。

老化の話に戻します。

ニキビ=老化現象

ニキビは老化現象という話を前の記事でしました。

ということは肌トラブルを起こさないためには

1 老化がなぜ起きるのかを理解する

2 老化しないようにする方法を知る

3 その方法を実践する

この順番しかない。

1の老化の仕組みについて書いてあるのが目次でいう

私の考える「老化の情報理論」老化とはエピゲノム情報の喪失である

こちらに書いてあった。

簡単に説明します。

DNAには二種類の情報が入っています。

・デジタル情報

・アナログ情報

デジタル情報とはDNAを構成する基本単位のヌクレオチドにA(アデニン)G(グアニン)T(チミン)C(シトシン)がくっついて、情報の保存やコピーを行うもの。

とっても頑丈で、沸騰したお湯の中に数時間入れられても壊れない。

アナログ情報とはエピゲノムと言われる。

DNAの文字配列(A,T,G,C)が関わっていないものを指す。

これのおかげで、細胞1個1個には同じ遺伝子が含まれていルガ、それぞれが耳になったり、目になったりすることができる。

筆者はこのアナログ情報が次第に喪失することにより死に近づくと考えています。

このアナログ情報を復活させる話にいきます。

アナログ情報はいわばDVDのようなもので、そのDVDにひっかき傷がつくことでアナログ情報が喪失されるのだと言っています。

対処法は一つ。

研磨剤を使って傷を取り除くのです。

ここでお待ちかねのサーチュインの登場です。

このサーチュインの働きが鈍ることで、老齢に特有の病気を発症することにつながっているのです。

マウスを使った研究からは、サーチューインの酵素を活性化することでDNAの修復が進み、記憶力が向上し、運動持久力が高まり、何を食べてもマウスが太りにくくなると言う結果が得られています。

サーチュインってすごいですね。

サーチュインは体にストレスがかかると動き始めると言う共通点を持ちます。

重要なポイントは、細胞を損傷させることなく長寿遺伝子を働かせるストレス因子はいくつもある。

例えば、ある種の運動する、時折絶食する、低タンパク質の食事をする、高温や低音に体をさらすなどです。

ここまでをまとめると

サーチュインが長寿遺伝子である。

そのサーチュインが働くようにするには細胞を傷つけることのないようなストレスを与えること。

そのストレスとは

・運動

・プチ断食

・低タンパク質の食事

・高温や低温に体をさらす

肌にも良いことばかりではないでしょうか?

運動は脳に良いことがわかっており、脳と肌はつながっています。

プチ断食はこのブログでも推奨しており、私も毎日やっています。

低タンパク質の食事に自然となっていた、赤肉をなるべく避け、野菜やきのこ中心の食生活をするレクチンフリーはピッタリですね。

眠る時は涼しい温度(18〜20度)だと睡眠の質が上がるという研究結果もあります。

サウナなんかはこれとピッタリ当てはまりますね。

つまり、慢性ストレスではなく、急性ストレスを与えましょうということですね。急性ストレスとは数時間以内に解決できるストレスのこと。

これらの4つのストレスは脳と腸にアプローチするものとなり、肌にも良い影響を与えることは明確なのです。

ニキビができるということは脳や腸に悪いことをしている状態なので、でき続ける人は老化も早く、寿命も短くなる可能性があります。

可能性ですが。

なので、スキンケアは体内ケアと同義であり、スキンケアは老化も遅らせ、健康寿命も長くするということに繋がるのです。

スキンケアと言って、軽視するのはよくないですね。

老いなき世界には

サーチュインが長寿遺伝子だと見つけるまでの過程も書かれており、とても面白いので、興味のある方は読んでみてください。

サーチュインについてもう少し深掘りしましょう。

サーチュインがうまく働かない状況があります。

それらの状況を知って、その状況にならないようにしないと先ほどの具体的にサーチュインの訓練をしても意味がなくなります。

サーチュインとはレスキュー隊

レスキュー隊をイメージしてみてください。

緊急事態に次々と見舞われる状況だったとします。

台風が3つくらい上陸、そこに震度8の地震、津波、雷これらが一斉にきたら、流石のレスキュー隊もお手上げですよね。

体の中での災害とはなんでしょうか?

それはDNAの損傷です。

DNAの損傷の原因は?

それは『生きていること』

え、、、って感じですね。

DNAは複製します。その時に傷がついてしまうんですね。

ただし、ここで重要なのは、DNAが損傷することではなく、その損傷を修復するサーチュイン(レスキュー隊)が出動しっぱなしで家に帰れなくなることがダメなんです。

サーチュインはDNAの損傷を修復するために、出動します。

そうすると、元いた場所の遺伝子のスイッチをオンにしっぱなしにしたり、オフにしっぱなしにしたりするのです。

こうしたエピゲノム(アナログ情報)は意図されないことをしてしまうのです。

その結果、サーチュインが元いた場所に戻れない、戻る場所を間違える、オフにすべきでない遺伝子をオフにしてしまうと言ったことが起きてしまいます。

これを解決するためにはこちらの章を読んでいくとわかりやすいです。

老化を寄せ付けない、あるいは信じがたいほど長寿な生き物たち

あらゆる生物がほぼ同じ長寿遺伝子を持つのに、老化のペースが異なるのはなぜか

カリフォルニア州のホワイト山脈にあるヒッコリーマツ。

ヒッコリーマツとは人と同じ真核生物です。

ニシオンデンザメはクラゲ(長寿で知られる)よりも人に近く、かなり長寿の生き物です。

これらの生物は老化を回避する方法を見つけているのです。

ここから本題です。

・アナログ情報であるエピゲノムは不安定

・エピゲノムを安定させれば若返りも不可能ではない〜〜走るのをやめない高齢のマウス

長寿にはエピゲノムの安定が必要であることがわかっています。

ただ、このアナログ情報であるエピゲノムは元々不安定なのです。

ゲノムにしてもエピゲノムにしても、遺伝子を残せれば、ある程度まで生き延びられれば良いという判断から、不老不死までの必要性はないというのが進化の選択だったようです。

つまり、老化の原因は

アナログ情報の喪失

これを引き起こさない手立てはあるんでしょうか?

筆者は自信を持って、「ある」と言い切っています。

マウスの実験をしている時のこと

マウスにNADの濃度を高める分子を餌に混ぜて与えていたところ

人間で言う65才となるマウスが、ランニングマシンで3キロを完走したのです。

若いマウスでも2キロ走ればすごいと言われているのに65歳のマウスが3キロを走ったのです。

NADの濃度を高める分子はサーチュイン1酵素を活性化し、血管の内壁を覆う内皮細胞に変化が起きたのです。

サーチュインが活性化したことで、マウスのエピゲノムが安定したのです。

今回は一旦、これくらいにしておき、続きは次回にします。

老化を遅らせられれば、若々しい肌を維持できることになりそうです。

肌に悩む我々にとっては、朗報ですね。

ABOUT ME
nisikori
27歳 男
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