肌の豆知識

レクチンって結局何が悪いの?本当に悪いの?

このブログでも一貫してレクチンはなるべく避けたほうがいいとした主張をしてきました。

実際にレクチンフリーを始めてから、口元以外にニキビができることが劇的に少なくなりました。

なぜレクチンフリーをしたのかというとTwitterで肌が綺麗になっている人におすすめの本を聞いたところ

食のパラドックス

この本をおすすめしてもらい、読んでみて衝撃を受けたのです。

これだ!!と思い、その本に載っている食べてはいけない食材を排除し、食べても良い食材を積極的に食べるようにしました。

すると2ヶ月をすぎた頃からニキビができなくなってきたので、その頃からダーマペンでニキビ跡の治療を始めることができました。

ただ、その本以外でレクチンについてあまり調べていなかったので、今回論文を読みながら、わからない言葉を調べて、自分の知識にしていこうと思い、このブログで共有できればと思います

長いのでパート3に分けます。

レクチンというのは結局、体にどのような影響をあたえるんだろう? パート1

こちらの論文を読んでみました。

調べて分かったことを、書き連ねていこうと思います。

要 約 

食物に含まれるレクチンは、生理活性を持つ成分として重要であり、強力な外来性のシグナルとなる。

食物中のレクチンの含量は大きく異なるが、消化管全体に劇的な影響 を与え、消化管内の細菌の数、体の代謝、健康にも大きく影響 する。

 レクチンの強い効果は、腸におけるタンパク質分解に対する抵抗性、腸の上皮細胞表面(高等動物か ら下等生物 に至るまで)に発現している内在性受容体に対する特異的、かつ高い化学反応性に由来する。

経口であれ、非経口的であれ、取り込まれたレクチンは強力な免疫原となり、その生理作用が複雑にからみあって免疫機能に干渉することもある。 

しかし、レクチンの初期効果やバイオシグナルとしての能力は、糖鎖との特異的な化学反応の直接の結果である。

こういった反応を想定すれば、レクチンを臨床医学的に、病原体、免疫系刺激物質、ホルモン調節因子 、代謝活性化物質の阻害剤として利用したり、 トランスジェニック植物における内在性の殺虫剤として利用するといったことが将来的に見込める。

難しく書いていますが、レクチンは消化管や免疫に影響を与えるってことですね。

そもそもレクチンとは何なのか。

Wikiからの引用

レクチン(英: lectin)は、狭義には「糖鎖と結合する能力を有する酵素や抗体以外のタンパク質」の総称と定義されているが、この定義が定められて以降に酵素活性を持つものなどの例外が数多く見つかったため、

現在では「糖鎖に結合活性を示すタンパク質の総称」といった広義の概念が広がりつつある(しかし、糖鎖に結合する抗体は現在でも「レクチン」ではなく、一般に「糖鎖抗体」と呼称されている)。

糖鎖と結合するたんぱく質をレクチンというのですね。

糖鎖とは?

ガラクトースやN-アセチルグルコサミン、フコースなどの単糖が鎖状につながった分子です。

生体ではタンパク質や脂質に付加された、糖タンパク質や糖脂質として存在します。ヒト体内のタンパク質の半分以上は糖鎖が付加された糖タンパク質です。

単糖

こういうのを単糖だと認識していればいいと思います。

炭素(C)と水素(H)と酸素(O)でできているものです。

糖鎖の異常は、タンパク質の生理学的な機能を変化させ、疾病に繋がることも報告され、我々の健康を維持する上で重要な分子です。

レクチンが糖鎖と結合することで生理学的な機能を変化させる可能性はありそうですね。

さきほどの論文に戻ります。

興味深いところを抜粋します。

レクチンは消化管の表面上皮と反応するので、特に大量に摂取すると、反栄養的な効果、弱いアレルギー性の効果、あるいは他の潜在的な効果をヒトや他の高等動物に対して示す。

こういった、食物と腸の相互作用、代謝に対する影響の正確なメカニズムを理解することは非常に重要である。

しかし、レクチンの腸への作用を調べた結果、少量のレクチンの経口摂取は、腸の消化吸収の効率や、免疫系、細菌の環境に様々なよい影響を与えるということ、また、腸ホルモンの分泌を調節することにより体の内分泌系システム に影響を与えて、全体の代謝に有利な結果をもたらすレクチンもあるということがわかってきた。

こういった広範囲な応用が期待できることから、食物の栄養価と安全性の両方を高めるために、レクチンが実用的で最も自然な手段を提供しうることが明らかになりつつある。

高等動物よりも昆虫に対してはるかに強い毒性を示すレクチンが存在することが最近わかり、レクチンには様々な潜在的用途がありうるとの認識が高まっている。

ある種の作物が害虫に抵抗性を示すのは、構成成分として存在するレクチンが、その虫の消化管の細胞表面の分化が十分でない糖鎖と強く相互作用するためであるとも考えられる。

この結果、昆虫の腸において食物消化のプロセスが強く阻害され、虫は生存や繁殖に重大な影響を受ける。このような理由で、天然の殺虫剤だと考えられているレクチンがある。

さらに、遺伝子工学技術の到来により、本来はレクチンを持たない植物にレクチン遺伝子を導入し、虫害に弱い貴重な穀類に化学殺虫剤を用いずに害虫から守ることが可能になった。

  • ・レクチンを大量に摂取すると栄養の吸収やアレルギー反応に悪影響を与えること
  • ・少量のレクチン摂取は全体の代謝に良い影響を与えた。
  • ・高等動物よりも昆虫にたいして、強い毒性を示すレクチンが存在する。

レクチンは絶対に腸に悪影響という固定観念は避けたほうがよさそうですね。

しかし、このようなことも述べられています。

ほとんどのレクチンが、消化管を通過しても少なくとも一部が免疫学的にも機能的にも無傷のまま生き残り(Table1)、その強力な生物活性invivo(生体内)で発揮しうる。

熱に対してある程度安定なレクチンが存在し、そのほとんどは腸を通過しても活性を維持するので、食物中のレクチンと腸の相互作用は時に劇的な結果をもたらすこともある。

動物実験から、レクチンが腸に傷害を与えてさまざまな栄養障害をもたらす例が知られているが(2)、これは食物中にレクチンがかなり多く含まれる場合にのみ見られるということはあまり知られていない。

一方、レクチンは食物中の含量が低い場合、生体にとって有益な効果を持つこともしばしばあり、医学的臨床的に応用できるかもしれない(3)。

レクチンの含有量の多い少ないで腸に与える影響の良し悪しに関係しそうですね。

長くなりそうなので、パート2に続きます。

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nisikori
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