ストレスとは

肌の潤いにおいて重要な表皮バリア機能に対するストレスの影響

表皮バリア機能に対するストレスの影響 2019年 12月 

こちらの論文の概要を翻訳していきます。 

British Association of Dermatologists.

研究背景

表皮バリアは、刺激物と免疫原の侵入を抑制することにより、皮膚の感染や炎症を制限するように機能します。

集団、孤独、ニコチン喫煙、不眠症、暗算タスク、肉体的痛み、実際のストレッサー(夫婦間の緊張状態)に起因する心理的ストレスなどとネガティブな性格によって急性もしくは慢性の表皮機能障害をもたらす可能性があることを豊富なエビデンスにより示唆されます。

研究目的

ストレスと表皮バリア機能障害との関係を確認します。

方法

多くのデータベースを対象としたレビュー論文は、ストレスが表皮バリア機能に及ぼす影響を報告している論文を特定し、実施されました。

著者の結論は、基準を満たした21件の研究から入手可能な証拠に基づいています。

結果

心理的ストレッサーは局所的および全身のストレスホルモン産生を刺激するため、視神経内分泌系を増加させます。これは最終的に、表皮脂質および構造タンパク質の生産の減少、角質層の水和の減少、および表皮の水分をロスさせるといった特徴をもつ異常なバリア機能障害につながります。

結論

このエビデンスに基づくレビューでは、表皮バリア機能に対する心理的ストレッサーの悪影響を調査します。

皮膚生理への影響をさらに解明し、特にリスクのある集団において表皮バリア機能障害を最小化および回復する実際的なストレス緩和療法を特定するには、より多くの実際のストレッサーを使用した調査が必要です。

この文献は、長期にわたる創傷治癒に対するストレスの悪影響を報告しています。

ストレスと表皮バリア機能障害、上部表皮層が関与する慢性的な表在性創傷との関係についてはあまり知られていません。

心理的ストレッサーは、神経内分泌系を活性化して局所的および全身的ストレスホルモン産生を刺激することにより、表皮バリア機能に影響を与えます。

ストレスホルモンは、表皮脂質と構造タンパク質を減少させ、角質層の水分補給を減少させ、表皮水分損失を増加させることにより、表皮バリアに悪影響を及ぼします。

このようなストレッサーの特定は、表皮バリア機能を保護し、特定の皮膚病的状態を防止するストレス回避およびストレス軽減行動を促進することができます。

ストレスについては今日の記事で記載しました。

内容は異なっていますが、ストレスが肌への直接の影響に関することがまとめられていて、役に立つ知識だと思うので、この記事の内容は頭に入れておきたいですね。

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nisikori
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