肌の豆知識

過去の私に伝えたいこと

中学生や高校生、大学生のみなさんに反面教師として知識として持っておいて欲しいことを書いていきます。

やって後悔したこと、やらなくて後悔したこと

やって後悔したこと

・クレーターを目立たなくするための削るレーザー

・プロアクティブ

・抗生物質服用

・中高時代にニキビをつぶして芯のようなものをとっていたこと

やらなくて後悔したこと

・レクチンフリーの食事

・ダーマペン

・ニキビに塗る薬としてトレチノインを使うこと

・ワセリンでの保湿

・日焼け止めを塗らずに過ごした学生時代

やって後悔したことから

大学時代(19〜20才)にニキビが一時おさまっていました。

クレーターが気になり、CO2フラクショナルレーザーという、肌のコラーゲン量を増やしてクレーターを目立たなくさせるレーザーを2回受けました。

両頬で5~10万くらいだっただろうか。そのレーザーでは効果を感じれませんでした。

そのレーザーにお金を使ったことに対しても悔いは残るのですが、それ以上に後悔しているのは、肌を削るレーザー治療です。(CO2フラクショナルレーザーとは別のレーザーです)

肌の凹凸を目立たなくさせるために凹凸のでっぱっているところを滑らかにするという原理なのですが、それをしたことで30万以上かかったのと赤ら顔が治らなくなってしまいました。

その施術を受けたクリニックの名前を忘れてしまったのですが、検索してもそれっぽいところが出てこないのでなくなったのかもしれません。

今は削るタイプのレーザ治療は検索結果上位には出てこないみたいです。

くれぐれも皆さんは受けないようにしてください。

続いてプロアクティブについて

今のプロアクティブがどのようなものになっているかわかっていないのですが、15年前は小さな石がはいったようなつぶつぶいりの洗顔フォームで、殺菌力の強さでアクネ菌を殺菌みたいな感じでした。

とにかく洗顔をすると肌がつっぱって、ヒリヒリした覚えがあります。

そのおかげで肌がきれいになったという人もいるかもしれませんが、ニキビができやすいような肌の人への第一選択肢にすべきではないと思っています。

肌の常在菌を殺菌することは逆効果というのは実験結果でも証明されているので、この手の殺菌を売りにしている製品には手を出さないほうがいいと思います。

⇒肌のバリアが薄くなる:腸の炎症は肌から分泌される抗菌性のペプチドを減らすので、感染や炎症に弱い肌になります。

⇒炎症性の物質が出る:腸内環境が悪化するとサブスタンスPって物質が出まして、こいつが肌で炎症性のサイトカインを分泌させる。当然、肌にも炎症が起きまして、湿疹や吹き出物の原因になっていきます。

肌表面の常在菌をコントロールするのは腸だということがこの論文にも載っています。

トリクロサンやトリクロカルバンは、肌の良い菌を殺すうえに、体内に入って環境ホルモンとしても働くのが困ったところ。

皮膚科に行くとニキビの治療薬として抗生物質を処方されることがありますが、抗生物質を飲むと腸内細菌を全滅させる可能性があります。

これは避けたいです。

腸内細菌が腸内環境をコントロールし、腸が肌をコントロールするのに、腸内細菌をころしてしまったら、元も子もないです。

この論文の概要は

研究目的

生命を脅かす感染症の治療や、コメンサル微生物叢の役割に関する研究のために抗生物質を広範に使用しているにもかかわらず、宿主に対するその影響に対する我々の理解は依然として非常に限られている。

デザイン

抗生物質のカクテルによる微生物叢枯渇のマウスを用いて、腸内転写物と腸内微生物叢のメタゲノム分析を組み合わせることで抗生物質の効果を分析した。抗生物質を処方したマウスに影響を及ぼす特定の微生物および微生物遺伝子を同定するために、トランスキングダムネットワークの解析を開発し応用した。

結果

腸内のほとんどの抗生物質を処置されたマウスの変化は、微生物叢が死滅することによって説明できることがわかった。

宿主(マウス)組織に対する抗生物質の直接的な影響と残りの抗生物質耐性微生物の影響。正常な微生物叢の枯渇は、主に免疫の異なる側面のダウンレギュレーションにつながった。他の2つの要因(宿主組織および抗生物質耐性微生物に対する抗生物質直接作用)は、主にミトコンドリア遺伝子発現および活性ミトコンドリアの量を阻害し、上皮細胞の死亡率を増加させた。

トランスキングダムネットワークを再構築して分析することで、これらの毒性効果が抗生物質耐性菌の病原性/クォーラムセンシングによって媒介されることを発見された。

つまり、正常な腸内細菌を死滅させてしまうと上皮細胞を死滅させ、抗生物質に対する耐性を獲得した毒性効果を持つ菌が増えていってしまうことがわかったという感じです。

肌と腸がつながっているというのは腸の科学誌からも明らかなようです。

続いて、ニキビを潰したことについて

中高時代にニキビをつぶすということを繰り返した結果、現在のようにクレーターになってしまいました。

ニキビができてしまうとつぶしたくなってしまう気持ちはわかるのですが、クレーターになってしまうと完全にきれいにすることは不可能になってしまいます。

まずはできないようにする。

これが一番重要です。

なんでつぶしてしまったんだろうと、今も後悔しています。

何度も同じところにできたニキビをつぶしてしまうんですね。

やらなくて後悔したこと

・レクチンフリーの食事

これを中学生の時からやっておけば今頃こんなに悩むことはなかっただろうなと思っています。

この知識を教えられる大人が増えてくれると嬉しいですね

ただ、レクチンフリーが自分に合っていたというだけで万人に絶対効果があるとは思っていません。

しかし、先ほども出てきましたが腸と肌は関係しているので、腸内細菌のエサにならないようなブドウ糖液や人工甘味料、大量の砂糖などは多くの人が避けるべき食べ物だと思います。

・ダーマペン

大学時代に、レーザーではなくダーマペンをしておけばよかったと思っています。

セルフの場合はダーマペンと針、麻酔クリーム、ヒトプラセンタジェルを買えば、何度でも施術ができます。

ヒトプラセンタジェルは一本900円くらい。一本を使い切るのは両頬に毎日塗っても2週間くらいかかるかなと思います。

ダーマペンは1本 4000〜9000円くらいかな。メルカリで中古で買うと安く手に入れられます。針は12針がいいかなと思ってます。理由はダーマペンの体験記事をご覧ください。

施術回数が多くなるほど一回にかかるお金は少なくなります。

その当時は一般的には広まっていなかったので、情報をもっとたくさん集めておくべきだったと後悔しています。

ぼくはすでに29歳なので今更肌がきれいになったところで、と思う気持ちもありますが、どうせならきれいになりたいと思い、始めました。

これを知るのが5年早ければ、考え方も変わっていたかもしれません。

・トレチノイン

トレチノインとは

トレチノイン酸(オールトランスレチノイン酸)とはビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンAの約50-100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものです。このトレチノイン(レチノイン酸)は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、アレルギー反応を起こすことはありません。

トレチノイン(レチノイン酸)は米国ではしわ・にきびの治療医薬品として、FDAに認可されており、非常に多くの患者さんに皮膚の若返り薬として使用されています。

トレチノインの効果

表皮の細胞は表皮の一番深い層(基底層といいます)で生まれてから、徐々に表面に押し上げられてきて、やがて角質となり、最後はアカとなって皮膚からはがれていきます。この表皮の細胞のサイクルを皮膚のターンオーバーと呼び、約4週間かかることが知られています。  

大多数のシミは、表皮の一番深い層(基底層)周辺にメラニン色素が沈着しています。

この層にはメラノサイトと呼ばれるメラニンを作る細胞があります。

通常市販されている美白剤にはメラノサイトがメラニン色素を作る量を減らす有効成分が含まれてはいますが、その作用が非常に弱く現在沈着しているメラニン色素を外に出すような作用はないため、すでに存在しているシミはなかなかよくなりません。 

 トレチノインには表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出す働きがあります。トレチノインを外用すると、表皮の細胞は活発に増殖して押し上げられていきます。

そのときにメラニン色素も一緒に上がっていき、2~4週間でメラニン色素が外に排出されます。

また、トレチノインを長期間外用すると表皮、真皮を厚くする作用があり、ヒアルロン酸やコラーゲン産生を促進し、真皮血管の新生により肌の若返りも果たすため、小じわの治療にも使用されます。

これらの効果を利用して、ピーリングの代用療法として用いることもあります。

また、高濃度の外用剤ではニキビへの効果も期待できます。

ただし、妊娠中の方、授乳中の方、妊娠予定の方は外用できません。

参照

・ニキビの芯を自分でとっていたこと

これをしたせいで、ニキビ跡になってしまいました。

中高生時代は知識がなかったので、軟膏を塗るしかニキビへの対処法がわからず、ひたすら塗っていました。

すると、赤いニキビが黄色ニキビに変わっていき、やがて芯のような膿の硬くなったもの、おそらく角栓がすこし指で触ればとれそうになります。

それを指でとってしまっていたので、いまではニキビ跡だらけになってしまいました。

このニキビの芯についてしらべたのですが、納得のいく記事が見当たりませんでした。

にきびのできる原理を調べると下の図のような説明が多いかと思います。

毛穴がふさがれて、空気に触れない状態で増えることができるアクネ菌が皮脂を栄養にし、増殖していくといった感じです。

アクネ菌は正常な皮膚にも存在しているのですが、増えすぎると悪さをするという論理です。

そうなのか!と思うのですが、本当にアクネ菌だけが悪者なのか?と疑ってしまいます。

そもそもアクネ菌について知らないことが多いので調べてみました。

正式名称は

プロピオニバクテリウム アクネス (キューティバクテリウム アクネス)

空気の存在下で成育できるものの基本的に酸素のないところを好む通性嫌気性菌です。

空気があっても生きていけるようですね。

アクネ菌の学名は1893年にウンナがにきび(アクネ)内で観察したことに由来しており、昔はにきびの原因といわれてきました。

しかし、最近ではアクネ菌は直接的な原因ではなく、にきびを悪化させる要因と考えられています。

思春期に皮脂の分泌量が増えたり、毛穴の入口の角層が異常に厚くなって毛穴をふさいだりすると、毛穴の中に皮脂がたまりアクネ菌にとって酸素が少なく栄養の多い好都合な環境になります。

すると菌が過剰に増殖し、菌が産生するリパーゼによって皮脂からつくられた脂肪酸や菌体の成分が炎症を引き起こして赤みや膿(うみ)を持つにきびになるのです。

しかし、通常は何の悪さもせず、むしろ代謝産物であるプロピオン酸や脂肪酸によって皮膚表面を弱酸性に保ち、さらに有害菌の皮膚への定着を防ぐ働きがあると考えられています。アクネ菌は学名や通称からにきびを連想するため皮膚の悪玉菌の代表のようなイメージがあるかもしれませんが、実はそうではなくヒトと共生関係にある菌といえるでしょう。

ヤクルト中央研究所のサイトにもこのように書かれていました。

最後の文章のヒトと共生関係にある菌といえる

これが重要だと思います。

共生していくべき菌なのです。

しかし、そのバランスが崩れてしまっているのですね。

ここを解決しないとニキビの改善は難しそうです。

ヒントとなりそうな論文がありました。

ニキビ患者および健常人における白血球分画,酸化指標,ストレス度に関する研究

White Blood Cell Fractions, Oxidation Index and Level of Stress in Acne Patients and Healthy Volunteers

概要です。

現代社会では, 多くの人が身体的, 精神的ストレスを感じている。ストレスの増加は交感神経の過剰な亢進をもたらすことから, 自律神経機能のバランスを崩しやすい状態にあると考えられる。このような状態は, 白血球分画の顆粒球の増加など生体防御機能にも影響を及ぼし, 生体においてさまざまな悪影響を生じせしめる可能性が高まることが安保らによって報告されている。

一方, ニキビ病態においては, <i>Propionibacterium acnes</i>は炎症性誘発物質である好中球走化性因子を産生し, 毛胞に集積した好中球が活性酸素を放出し炎症反応が惹起されることなど好中球のニキビ病態への関与が報告されている。

そこで, われわれはストレスによる好中球の増加あるいはリンパ球の減少によって, ニキビの発症しやすい状態あるいは悪化しやすい状態となるのではないかと考え, ニキビ患者群と健常者群における「ニキビができやすい状況」「生活習慣」「ストレス度」といったニキビとストレスとの関連性にかかわる意識調査および顆粒球の大部分を占める好中球, およびリンパ球の白血球中における割合を比較し, ストレスとニキビとの関連性について検討した。

さらに, 好中球の増加は好中球由来の活性酸素の増加を招き, 血液の酸化度を上昇させるのではないかと考え検討を加え, フリーラジカル測定システムFRAS4を用いて, 酸化指標として抗酸化力 (BAP) および酸化ストレス度 (d-ROM) を測定した。意識調査からニキビ患者群は心身に負荷を感じたときに, ニキビを発症しやすいと感じていること, 生活習慣においても「不良」に分類される割合が健常者群より高いことが明らかとなった。また, 白血球分析からは, ニキビ患者群は健常者群に比べて好中球の割合が高くリンパ球が低かった。さらにニキビ患者群では, ストレスが多くないと感じている被験者に比べ, 多いと感じている被験者の方が好中球の割合が有意に高いことがわかった。血液酸化指標についても, ニキビ患者群で有意に抗酸化力が低下していることが見出された。以上の結果より, ニキビ患者はさまざまな負荷に対して多くのストレスを感じやすく, ストレスが炎症性の反応にかかわる好中球の増加を招き, 好中球由来の活性酸素を増加させることにより生体内の酸化を促進し, ニキビを悪化させている可能性が示唆された。

この研究では体内の酸化が悪影響を及ぼしていると示唆しています。

では、体内の酸化を止めるためのアプローチを考えないといけません。

参考になる記事がこちら

抗酸化についてです。

ポイントは3つ

・活性酸素は善玉でも悪玉でもある。

良い働きとしては活性酸素のパワーを活かしてバクテリアを攻撃する働きなど。

・大量の活性酸素は細胞をぶっ壊す

多すぎると

活性酸素が細胞を傷つけてDNAをボロボロに

酸化したコレストロールが動脈をガチガチに

細胞壁が壊れてうまく機能しない状態に

活性酸素が増える原因は

タバコ

大気汚染

化学物質

重金属(ヒ素とか水銀とか)

加工食品

サラダ油

精製糖のとりすぎ

・大半の抗酸化サプリは効かない

こちらの論文だと

50件の試験の固定効果メタアナリシスでは、ビタミンと抗酸化物質の補給は、主要な心血管イベントのリスクの低下とは関連していませんでした(相対リスク1.00、95%信頼区間0.98〜1.02、I2 = 42%)。

サプリは効果がないと結果が出ているようですね。

他にも

約13,000人の男女を対象にした実験では、毎日ビタミンC、E、ベータカロチン、セレンなどを飲んだ参加者は、皮膚がんの発症リスクが高くなった。ただし、この現象は女性にのみみられた。

5,220人の男女を対象にした実験では、ビタミンC、E、ベータカロチン、セレンを7年半にわたって飲み続けてもらったが、メタボリック症候群の発症リスクには何の影響もなかった。この結果は、もともとの体内の抗酸化物質のレベルとは関係がなかった。

とのことです。

私の抗酸化対策としてやろうと思っているのは

ココアです。

Cocoa Polyphenols and Their Potential Benefits for Human Health

概要

この論文は、特に心血管疾患と炎症性疾患、代謝障害、および癌予防に関して、人間の健康に対するカカオポリフェノールの有益な効果をまとめています。

それらの抗酸化特性は、脂質過酸化の阻害や酸化に対するLDLコレステロールの保護など、薬理学的効果の多くの原因である可能性があり、酸化ストレスに対する耐性を高めます。

ココアからのフェノール類はまた、血糖反応と脂質の性質をを変え、拡張期および収縮期の動脈圧とともに血小板機能と炎症を低下させます。

これらを一緒にすると、心血管死亡率のリスクを減らす可能性があります。ココアポリフェノールは、好中球の浸潤の減少とさまざまな転写因子の発現を介して腸の炎症を調節することもでき、炎症誘発性酵素とサイトカインの産生を減少させます。

したがって、ココアからのフェノール類は、酸化ストレスが癌などの原因または寄与因子として関係している疾患から保護することができます。それらはまた、抗う蝕作用に加えて、抗増殖作用、抗変異原作用、および化学防御作用を有する。

とりあえず、体の酸化⇒ニキビというメカニズムもあり得るので、ココアを飲みましょう。

砂糖の量には気を付けてください。

後悔を書いてきました。

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